県道道メモ(2003年10月27日)

県道504号(潮来土浦自転車道線)を散策

並木道の木々も少しずつ色づき始め、秋が深まってきましたね。昨日の日曜日は天気が良かったのと、前日に家で一日中家事と子守りをしたことが評価されて久々に自由行動の許可が下りたので、霞ヶ浦や北浦のあたりをめぐってきました。

目的の1つが、以前から気になっていた県道504号(潮来土浦自転車道線)を訪ねることでした。県道504号は2000年10月に認定された新しい県道で、霞ヶ浦湖畔をめぐる約40キロのサイクリングロードとして計画されています。今年の7月17日に玉造町の高須崎公園から霞ヶ浦町の歩崎公園までの約6.2キロの区間が初めて開通しました(茨城新聞2003年7月16日付け記事による)。できたてホヤホヤの県道というわけです。

ちなみにこの県道504号は、認定された当時は牛堀土浦自転車道線という名前でした。2001年4月に牛堀町が潮来町と合併して潮来市になったのを機に現在の名前になりました。未開通の県道が計画段階で名前が変わったというのはかなり珍しいのではないかと思います。

まずは霞ヶ浦町の湖畔にある歩崎公園(あゆみざきこうえん)に車を停め、霞ヶ浦の岸辺に行ってみたらそれらしき道路がありました。以前からあったと思われる車道に併設して自転車道を整備したように見受けられました。自転車道の方は土色にペイントされた舗装になっていて、県道であることを主張しているかのようです。歩崎公園から1キロほどを歩いて往復してみましたが、霞ヶ浦からの風はわずかに潮の香りを含み、水鳥がたわむれ、最高の景色を堪能できる道路でした。

次に霞ヶ浦大橋を渡って玉造町の高須崎公園へ。こちらでも自転車道を1キロほど歩いて往復してみました。霞ヶ浦大橋の部分は以前からあった歩道を流用しています。高須崎公園の付近も車道に併設して自転車道を整備したようです。公園の少し奥の方までで開通区間は終了していました。

開通区間の両端をそれぞれ約1キロずつ歩いたことになりますが、最大の目的であった504号のヘキサは残念ながら見つかりませんでした。まだ開通区間が短いのでヘキサ設置は見送っているのかも知れません(ひょっとしたら今回歩かなかった区間にあるかもしれませんが)。そのうちいつか開通区間を全部歩いてみたいです。ただ往復12キロはかなりきついので、電車とバスを使って片道だけ歩くのがいいかなと思ってます。問題はいつ実行するかなんですけどね。

県道504号
歩崎公園と霞ヶ浦との間を通る県道504号(潮来土浦自転車道線)。(写真2枚を結合)