3月14日、実家から両親が来て私も休みだったので思い立って水戸市の偕楽園(かいらくえん)へ行って来ちゃいました。
電車で行ったのですが、先日述べた「ときわ路パス」が使えない日で、おまけに梅の開花時期にもかかわらず偕楽園臨時駅にも停車しない日だったので、普通に水戸までの切符を買いました。
水戸駅からはたぶんバスが出てるだろうと思って全然予習してなくて、駅前に出たらちょうど偕楽園行きのバスが来たところでした。バスに乗ったら、そのバスはかなり迂回したルートを通りました。大工町までしばらくの区間は国道50号を通り、その後県立歴史館の前を通って、県道178号(常磐公園線)へと入りました。私はこの県道は未訪問の路線だったのですが、期せずしてバスによって県道178号を全線走破してしまいました。この県道は長さ約300メートルの短い県道で、そのうち暇があれば停車場線ぶらり旅の1つに加えようかと思っていた路線でした。よってヘキサ写真も未撮影で、混雑したバスの窓から県道写真を撮るわけにもいかずちょっと悔しかったです。またそのうちに今度は歩いて踏破することにしよう(といいつつ実行したためしがないんですけど)。
県道178号は全線が一方通行で、途中にバス停が1つあり、そこで人が乗り降りすると後ろの車は追い抜けないという道でした。普通の住宅地の路地みたいな道をバスが通過する県道というのもなかなかオツなものだという気がしました。
偕楽園では梅は七分咲きとのことで、平日にもかかわらず人出が多かったです。梅の花はとてもきれいでした。写真を何枚か撮りましたが、花の写真を撮るのは難しいものだということを改めて実感しました。雑誌などで見る花の写真はさすがプロだけあって上手なので、自分でもできるかなと思ってしまうとドツボにはまってしまうのでした。
園内にある「好文亭(こうぶんてい)」という建物(ここは有料)にも入り、千波湖(せんばこ)などの景色が一望できて良かったです。
以下、現地でもらったパンフレットから引用します。
偕楽園のあらまし
偕楽園は、水戸第九代藩主徳川斉昭(烈公: 1800〜1860)が自ら造園計画の構想をねり創設したもので、特に好文亭については烈公が自らその位置や建築意匠を定めたと言われています。
〔中略〕
偕楽園の名称は、中国の古典である「孟子」の「古(いにしえ)の人は民と偕(とも)に楽しむ、故に能(よ)く楽しむなり」という一節から取ったものです。
春には百種三千本の梅の花が咲き誇り、全国でも有数の梅の名所として知られています。