県道道メモ(2003年2月23日)

JR東日本が「ときわ路パス」を発売

2月も終わりに近づき、そろそろ梅の便りが聞かれる季節になってきました。梅と言えば何と言っても水戸の偕楽園ですが、梅まつりが2月20日から始まりました。現在は二分咲きだそうで、今後が楽しみです。でも私は今年も(昨年と同じく)筑波山の梅まつりで妥協する可能性が大きいです。偕楽園ほどは知られていませんが、こちらもなかなかいいですよ。

偕楽園の梅まつりをはじめ、春の茨城は観光するのにとても良い季節です。特に今年は例年と異なり「金砂大祭礼」というビッグイベントがあります。金砂大祭礼については後日書けたら書こうかなと思っています。やっぱり春はいいですね。これで花粉が飛んでなければ最高なんですけどね…。

さてそんな春の茨城を旅するのに適した切符がJR東日本から発売になりました。1つは県内に住む人に便利な「ときわ路パス」というものです。茨城県内のJR線のフリー区間(常磐線の藤代〜大津港、水戸線の友部〜小田林、水郡線の水戸〜常陸大子と上菅谷〜常陸太田)の普通列車が1日乗り降り自由。料金は大人1,600円、小児800円です。発売は3月31日までで、利用できる日は限定されていますのでご注意ください。

個人的にはこういうの欲しかったんですよ。私は茨城県の停車場県道(鉄道の駅と最寄の国道/県道とを結ぶ県道)を電車で訪問して徒歩で踏破するというのを1つの目標にしているのですが、県境の端っこに住む者の宿命として、反対側の端っこの方は遠くて交通費もかさんでしまい、なかなか実行できないでいます。似たようなものにホリデー・パス青春18きっぷがありますが、ホリデー・パスは首都圏がメインなので茨城県はほとんどフリー区間に含まれてなく、青春18きっぷは5枚1組なので使いきれないこともあります。今回の「ときわ路パス」はホリデー・パスや青春18きっぷ1枚分より安く、茨城県内のほとんどの駅がフリー区間になっているので、久しぶりに停車場線ぶらり旅をしてみようかという気になります。できれば期間限定でなく常時発売してほしいです。

JR東日本全体としては、JR東日本全線の新幹線・特急を含む普通車自由席が乗り降り自由で1日8千円(2日用は1万2千円。中高生や子どもはさらに破格の値段)の「JR東日本パス」が出るそうです。なんでも3月は「JR東日本グループ完全民営化記念お客さま感謝月間」なんだそうで、かなり太っ腹です。こちらは3月第1・2・3週の土日限定なのでお早めに。

最後に「ときわ路パス」についてひとこと。フリー区間の中に私のところの駅が入ってない…。茨城県内のJRの駅なのに、ううう哀しい…。