県道道メモ(2004年8月13日)

県内9番目の道の駅が来春オープン

五霞町の位置図

8月11日の茨城新聞によると、国土交通省関東地方整備局はこのほど、県内で9番目となる道の駅「ごか」を登録したと発表しました。五霞町の国道4号バイパスに設置され、2005年3月にオープンの予定だそうです。レストランやトイレ、農産物直売所などを備えた施設になるそうです。

来年の春頃には、五霞町に道の駅ができたとしても、県内で9番目の道の駅にはならないはずだったんですけどね…。昨年1年間の一連の動きで、埼玉県の市町と合併したいという五霞町の希望はかなえられず、残念な結果に終わりました。五霞町の越県合併の動きはずっと追いつづけていたのですが、途中から思いがけない方向に事態が進み、正直言って嫌になってしまいました。

でも、やっぱりあきらめきれないという思いはまだあります。五霞町は地理的にも文化的にも、埼玉県の自治体と合併するのが最も自然な姿だと思いますし、合併するなら、来年5月1日に「桜宮市」としてスタートを切る久喜市・幸手市・鷲宮町しか相手はいないのです。越県合併には大変な困難が伴うことは十分承知していますが、埼玉県側の行政サイドの皆様には今後もぜひ五霞町のことを考えていただきたいと思い、今回書かせていただきました。どうかよろしくお願いいたします。

話は変わって小ネタをひとつ。五霞町は茨城県の市町村の中で統計値がナンバーワンのものがいくつかあり、昼夜間人口比率はそのうちの1つです。昼夜間人口比率は(昼間人口)÷(夜間人口)×100で表される数値で、平成12年国勢調査の調査結果によると、五霞町は120.1で茨城県の市町村の中で最も高くなっています。五霞町は工業団地が町内に多く立地されていて、他の市町村から町内へ来て仕事をする人の割合が多いことが要因のようです。その他の市町村を見ても、工業団地や商業施設が多い市町村がやはり比率が高く、またいわゆるベッドタウンと呼ばれる市町村が比率が低くなっているようですね。

昼夜間人口比率の高い市町村(※1)
順位市町村名人口比率
1五霞町120.1
2水戸市117.5
3神栖町117.2
4土浦市112.8
5つくば市112.1
6鹿嶋市109.2
7日立市108.7
8総和町107.2
9水海道市106.8
10東海村104.6
昼夜間人口比率の低い市町村(※1)
順位市町村名人口比率
1利根町60.9
2伊奈町74.7
3瓜連町75.0
4十王町75.6
5藤代町75.9
6茎崎町(※2)77.4
7常北町78.0
8桂村78.7
9美和村79.1
10金砂郷町79.1

追記(2004年9月20日)

2004年9月19日に久喜市・幸手市・鷲宮町で行われた合併の是非を問う住民投票で、久喜市では合併反対票が賛成票を上回り、3市町の合併協議は白紙に戻る見通しになりました。