2009年7月〜12月のカバーショット

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写真一覧

(2009年12月2日) Number 169

つくばりんりんロードの筑波休憩所
県道501号(愛称: つくばりんりんロード)の筑波休憩所は、1987年に廃止された筑波鉄道の筑波駅跡地を活用したもので、現在は筑波山への拠点となるバスターミナルの役割も担っています。駅のホームは現在も休憩所として残されており、サイクリングロードを走ってきたサイクリストたちの憩いの場になっていました。

(2009年11月1日) Number 168

利根川沿いを通る県道11号(取手東線)
茨城県道11号(取手東線゠とりで あずま せん)は、茨城県南部の取手市を起点とし、利根川の左岸に沿って稲敷市(旧・稲敷郡東町)へ至る全長約45キロの県道です。明治時代の利根川改修工事や県境変更の名残により、途中の一部区間だけは千葉県の領域に入り、千葉県道11号(取手東線)になりますが、その県境には写真のようにヘキサの形をした珍しい県境標識があります。雄大な利根川の流れと、県境ヘキサのマッチングが美しい地点になっています。

(2009年10月3日) Number 167

2009年3月28日に開通した木島大橋

久慈川を渡り、那珂市と常陸太田市を結ぶ木島大橋(きじまおおはし)が、半年前の2009年3月28日に開通しました。橋の開通により、下流にある国道349号の幸久橋などの混雑緩和や、常陸那珂港周辺の開発効果を県北内陸部へ広げる役割が期待されているそうです。

木島大橋は県道62号(常陸那珂港山方線)のバイパスの一部として建設されていました。バイパス(全長約5.5キロメートル)の区間は2001年(平成13年)7月30日に区域決定され、建設が進められていました。今回の木島大橋の開通により、旧道(延長約6.2キロメートル)の方は今年の4月2日に移管(市道へ降格)されたため、バイパス側が名実ともに本線となりました。県道としてはかなり大きなルート変更となりました。

私が訪れたときは、開通から間もないからか交通量はいたって少なめで、やはり新しい橋なので橋脚や欄干などが新品のようにピカピカだったのが印象的でした。


(2009年9月2日) Number 166

日立市の常磐自動車道・鞍掛トンネル
茨城県内を縦断する常磐自動車道は、関東平野を北上して日立市へ入ると、それまでの直線的な道路が一変し、山間部を突き抜けるトンネルが連続する区間になります。写真はそのうちの1つ、日立中央インター〜日立北インター間にある鞍掛トンネル(全長1866メートル)です。撮影した日は高速道路が千円になる割引対象の日ではありませんでしたが、お盆休みの人もいたためか交通量は多いように感じました。

(2009年8月1日) Number 165

2009年末に無料化される見通しになった水郷有料道路の料金所

神栖市と潮来市を結ぶ有料道路「水郷有料道路」が、今年の年末をめどに無料開放される見通しになりました。

水郷有料道路は1974年(昭和49年)4月に開通し、計画では2013年4月までが料金徴収期間になっていましたが、事業費全額の償還が2年前(2007年)にすでに終わっており、道路整備特別措置法の規定による特例制度を準用して現在も料金が徴収されていることが少し前に明らかになりました。そのため地元では早期無料化を求める声が日を追うごとに高まっていましたが、今年6月の県議会で、知事が無料化前倒しを明言。現在は無料化に向けた手続きが進められているものとみられます。

写真は水郷有料道路の料金所です。料金所をしばらく眺めていると、上下線とも自動車がひっきりなしに通過していて、償還が早く終わるほどの黒字路線であることが見ていてもよくわかりました。この料金所も無料化された後は撤去されることになるのかも知れません。


(2009年7月1日) Number 164

常陸小川駅へ通じる県道338号(常陸小川停車場線)に残されている県道標識

前回に引き続き鹿島鉄道シリーズ。2007年3月末をもって廃止になった鹿島鉄道で、主要駅の1つであった常陸小川駅には、駅から延びる県道338号(常陸小川停車場線)が存在していましたが、この県道路線も約1年後の2008年4月17日に廃止になりました。しかし現地には現在も県道338号の県道標識が残されていました。

この道路の奥の突き当たりに、かつての常陸小川駅がありましたが、現在は駅舎は取り壊されて更地になっています(駅舎跡地に近づいて撮影した写真)。