(25) 1991年8月27日 — 高松・小松島・和歌山

朝のうち 曇り 、のち 晴れ


Diary

8月27日の行程図

穴吹町から高松市までのR193は、昨日とはうって変わって全線片側1車線の車ビュンビュンのいい道だった。そしてR193は海南〜高松全線踏破達成。R193はmy favorate Routeのひとつになった。

前にどっかの駅に小松島〜和歌山のフェリーの時刻表が貼ってあって、2時間おき位に一日中夜中でもやってるのを知っていたので、今日は高松で1日中のんびりしてから和歌山へ渡ろうと決めた。まずR30(岡山〜高松)の四国側、高松市役所〜宇高国道フェリー乗り場までをバイク&徒歩で踏破して、それから琴平町へ。本場讃岐うどんを食うのと金刀比羅神宮を参拝するためである。

まず琴平駅へ行って休んで、案内板を見た。その時女2人が来て案内板を見てたので声かけようかと思ったがめんどくさいのでやめた。なんかこんなんばっかりだ。そして郵便局の前にFZRを止めていよいよ千何百段かの石段登りスタート。観光客はウジャウジャいたが、もちろんオレはその中で最も速く石段を登っていった。結局最後までずっと一段とばしで登った。

本宮に着いておまいりして、2人のまっくろで汚い男がいたので声をかけた。東京からテント持って18きっぷで四国を回ってる学生だった。4年だがまだ就職決まってないそうだ。おいおいこんなとこにいるなよ。でも好きだなーそういうの。

さらに石段を登って奥宮へ。さすがにここまでくる観光客は少ない。ここでまた、名古屋から来たというチャリダーと話した。カルロストシキにそっくりだった。

そして降りて戻ってまた本宮へ。絵馬がたくさんぶら下げてあったので見てたら無性に自分も書きたくなった。今までもちろん絵馬なんて書いたことなかったが、こういう時でなきゃこんな機会はないと思って恥ずかしかったが思いきって絵馬を買って書いてぶら下げた。オレの願い事は他の人たちのそれ(○○高校に合格、とか一家が健康でいられるように、とか)とは全く違う:

小さな事に くよくよせず
心に決めた事は 全て即実行し
夢に向かって突き進む
そんな強い心を持った
人間になれますように

そして石段を降り、登山口に並ぶ店々の一つでうどんを食って、琴平をあとにした。

高松に戻って午後4時。まだ出発しないでいいなと思って、街をブラブラした。ゲーセンもいっぱいあって入ったがオレのやれるのはなかったのでやらなかった。そして生まれて初めてのことをもうひとつ、成人映画館に入った。けっこうたまっててどうしても見たかったのだ。朝バイクで走ってる時、信号待ちの時にポスターを見つけて、この街に成人映画館があるんだと知った。街をブラブラしたのは実は映画館を探すためなのだ。けっこう歩いたがそれでも偶然見つかった。探せば見つかるもんだなーと思った。入るときは緊張したが入ってしまえばこっちのもんだった。スケベシーンは思ったより少なくて、ストーリーがけっこうちゃんとあってなかなか面白かった。映画館を出たら外は暗くなってて、歩いてバイクの停めてある所に戻るまで、道行く女を見ると裸を想像しちゃって変な気持ちだった。

そして高松をあとにし(午後8時)、R11をひたすら走って、小松島で偶然フロ屋を見つけて入ってからフェリーに乗った。これで四国もさよなら。フェリーの2時間は完璧に熟睡した。和歌山に着いてもう夜中の2時で、港の近くのどっかの事業所の荷物積み下ろし場所みたいな所に寝た。

本日の走行距離: 232km。


Photo

[小島駅の朝]
小島駅の朝。
[R193ラスト区間]
R193ラスト区間。昨日とうって変わっていい道。
[高松駅]
高松駅だ!
[R30]
高松市内にR30発見。

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