県道道メモ(2004年12月19日)

水戸市で梅が開花

梅雨の時期の集中豪雨、夏の記録的な猛暑、台風の多数襲来、そして地震と、今年は異常気象と自然災害に見舞われた1年でした。日本漢字能力検定協会が毎年発表している「今年の漢字」に、災害の「災」の字が選ばれたのは、今年1年を象徴的に表していると思います。

そして最近の関東地方では、今年の異常気象を締めくくるかのように暖冬傾向が続いています。2週間前の12月5日(日曜日)には古河市で最高気温が25.3度、水戸市でも25.0度の夏日を記録しました。この日私はサイクリングをしていて、こんなに暑くなるとは思わずに少し厚着で出かけたら、すぐに汗がダラダラになってしまい、タオルを持ってくるのを忘れたため大変なことになってしまいました。

そんな中、水戸地方気象台は12月15日(水曜日)、梅が開花したと発表しました。これまで水戸市で最も早く梅が開花したのは1997年の12月26日だったそうで、今年は1953年の観測開始以来、最も早い記録とのこと。平年の2月2日に比べて49日も早く、昨年に比べても31日早いそうです。

梅が有名な水戸市の偕楽園でも、すでに早咲きの梅が少しだけ楽しめるとのこと。なんだかびっくりです。梅がこんな調子だと、この分では例年は3月下旬〜4月上旬が見頃の桜も2月には咲いてしまうのでは…。