この「県道道メモ」というコーナーは「日記のようなものです」とトップページに書いていますが、続けているうちに日記というよりはヨタ話のコーナーみたいになってきたので、今回は日記らしいことをしてみますね。ゴールデンウィーク前半4日間の簡単なメモです。
ちなみにゴールデンウィーク中にやりたかったことは前半のうちにだいたいやってしまったので、後半は家でダラダラしている可能性が大です。なので次回「ゴールデンウィーク後半日記」を書くかどうかは未定です…。
連休初日。1ヶ月ほど前から、親戚の人の好意で自転車を借りているので、午後からサイクリングへ行くことにした。せっかくなので、茨城県庁が指定している「いばらきヘルスロード」のうちの1コース「利根川沿いの緑いっぱい小文間周回コース」(取手市・全長13.2キロ)を走破することにした。
「いばらきヘルスロード」は、茨城県保健予防課が健康増進と地域発見に適した県内の道を指定しているもので、2002年12月に70コースが第1次指定され、今年の初め頃(正確な日は不明)に22コースが新たに追加された。ウォーキングに適した道ということなので、本来なら歩いて通るべきなのかも知れないが、ウォーキング初心者の私はまだ13キロを歩くのは厳しいので、まずは自転車で体験してみることにした。
利根川にかかる常磐線の橋梁のたもとからスタート。利根川の堤防沿いの自転車歩行者道路のサイクリングは本当に気持ち良かった。4月の1ヶ月に各地の道路を彩り、私たちを楽しませてくれた菜の花の季節はそろそろ終わりそうな感じだったけど、まだ少しだけ花が残っていた。気温も高くなり初夏のような天気の中を、利根川と小貝川が合流する戸田井橋の付近までペダルをこいだ。13.2キロのコースを約2時間かけてゆっくり走破。写真を撮ったり寄り道したりしながらだったので本当はもっと少ない時間で走破できると思う。歩くのも楽しいけど、サイクリングもまた楽しい。また道路の新しい楽しみを見つけた気がする。
貴重な平日の休みなので、年に1度の「茨城県庁詣で」を実行。電車で1時間半かけて水戸市へ。1年ぶりに水戸駅の南口に出ると、そこは目ざましい発展を遂げていた。大きなペデストリアンデッキができていて目を見張る。今日もいい天気で暑いくらいだ。
そこからシャトルバスで県庁へ。バスの窓から外を眺めていると、次第に巨大な県庁のビルが近づいてきた。県庁と言えば何しろ普段からお世話になっている茨城県道の総本山だ。県庁へ近づくにつれて身が引き締まる思いがした。
なぜ県庁に年1回行くかというと、毎年春に発行される「茨城県道路現況調書」を閲覧・コピーするため。茨城県では道路現況調書は販売しておらず、閲覧およびコピーのみが可能である。全部で約100ページあるのでとても全部はコピーできないが、県道の路線別延長のデータが書いてある十数ページの部分をコピー。道路の実地調査も楽しいが、このような資料調査的な「道路活動」もなかなか楽しい。
でもやっぱり水戸まで来るのは一苦労だなあというのが実感。「茨城県庁詣で」は今年で4年目だが、来年以降も実行できるかどうかは何とも言えない。
昼からまた電車に乗り、今日は土浦市へ。土浦駅の東口から桜川の土手を下る。霞ヶ浦に出てから湖岸沿いに歩いた。湖からの風が少し強かったが、とても気持ち良かった。土浦市は自然環境と歴史とが共存した街並みで、散歩するにはとても適した街だと思う。
霞ヶ浦の湖岸を東に1キロほど歩くと「霞ヶ浦総合公園」にたどり着いた。この公園には高さ25メートルのオランダ型風車が公園のシンボルとして立っている。実は先週もここを訪れて、風車の周辺にはチューリップ畑が広がっており(新聞記事によるとその数約3万本とのこと)、とてもきれいだったので写真を撮ったのだが、天候がいまひとつであまりいい写真が撮れなかった。そこで1週間後の今日もう1度来たのだ。今回はバッチリ青空だったのでいい写真が撮れると期待したが、なんと今度は先週満開だったチューリップがすっかりきれいになくなっていた。枯れてしまったのかと初めは思ったが、もしかしたら花摘みのイベントがあった後だったのかも知れない。超ショック…。でもわずかに残っていたチューリップと風車を入れた写真を撮影。そこで車で来た妻と子どもと待ち合わせて、公園内でかなり遊んだ。帰ってからホームページの表紙の写真を更新した。
今日は気温も低めとなり、また昨日までの3日間、自転車・資料調査・徒歩と、車を使わない道路活動をしたので、今日は中休みの日と決める。家でテレビを見ながらパソコンをいじっていた。途中、午後2時15分から3時までNHKで放送していた「美しきアーチに魅せられて 〜錦帯橋 平成の架け替え〜」という番組はなかなか面白かった。この春に架け替えられて開通した山口県の錦帯橋の架け替え工事の様子を追ったドキュメントだった。
今日も妻と子どもは出かけている。2人で江戸崎町のテーマパークへ遊びに行ったのだ。子どもって本当に疲れ知らずだなあ。
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