用語集

2010年4月25日 更新

このページでは、このサイトの中で使われている用語について、わかりにくいものを中心に説明します。

このページの目次


道路関連の基本用語

道路フリークたちの間で一般に広く使われている単語について説明します。

大文字の R と小文字の r
大文字の R は国道、小文字の r は県道を表す。例えば R1 は国道1号、r123 は県道123号の略。いずれも Route の頭文字から取られた。
おにぎり
おにぎり(国道標識) いわゆる「国道標識」。国道に立っていて国道番号が書かれている標識。逆三角形の形状がおにぎりのようなので名づけられた。「おむすび」とも呼ぶ。
ヘキサ
ヘキサ(県道標識) いわゆる「県道標識」。県道に立っていて県道番号が書かれている標識。六角形(ヘキサゴン)の形から名づけられた。
おだんご
おだんご 「おにぎり」や「ヘキサ」が縦または横(おもに縦)に2個以上付いて立っている標識のこと。複数の国道や県道が重複している区間に立てられている。各都道府県によっておだんご設置率は異なり、栃木県・岐阜県・静岡県などには多数存在するが、茨城県では私はまだ1つだけしか見たことがない。最近は九州でも増えてきたらしい。中にはおにぎりが3つ並んでいるものもあり、これは「3だんご」「だんご3兄弟」などと呼ばれる。
そとば
そとば 国道や県道の番号が書かれていて、その道の方向も同時に指し示す標識。最近増えてきた。国道の場合は赤、主要地方道は緑、一般県道は黄色で区別されている。形が卒塔婆に似ていることから名づけられた。
文字ヘキサ
文字ヘキサ ヘキサ(県道標識)は、通常は六角形の中に路線番号が書かれているが、そこに路線名が書かれているもの。古い時代に立てられたと思われる。都道府県によりこの形式のヘキサの存在率はまちまちで、例えば千葉県には非常に多いのだが、茨城県では大変珍しく、私はこれを探し出すのを一種の生きがいとしている。これに対して、番号が書かれている県道標識を「数字ヘキサ」と呼ぶこともある。

このサイトのみで使われている用語

次に、私がこのサイトで独自に使っている単語について説明します。

茨マーク
茨マーク 道路の側溝の蓋に付いている、丸で囲まれた「茨」の字のマーク。茨城の県道や知事管理国道の側溝の蓋にはこのマークがついていることが多く、この道が県道かどうかを確かめる際の重要な手掛かりとなる場合がある。そのため私は幾度となく側溝の蓋をジーッと眺めることが多く、道を行き交う人々から変な目で見られている。ただし、県道でない道にもこのマークがついていることもあるので、100%の信頼はおけない。
知事管理国道
国道には「国土交通省管理」のものと「都道府県知事管理」のものの2種類があり、知事管理の国道については維持管理等はその都道府県に任せられている。茨城県内を通る国道では、4号、6号、50号、51号および468号が国土交通省管理であり、その他が知事管理の国道である。
道路現況調書
正式名称は『茨城県道路現況調書』。茨城県土木部道路維持課が毎年4月に発行している。茨城県内の知事管理国道や県道などの現在の整備率や舗装率などが書かれている統計資料。本サイトでは「道路現況調書」と略して呼ぶことにする。
県道認定調書
正式名称は『国道(知事管理)の指定及び県道の認定調書』。同じく茨城県土木部道路維持課の発行。こちらには国道や県道の起点・終点の正式な住所などが書かれている。平成8年に発行されたのが最後になっており、最新版の発行が待たれる。本サイトでは「県道認定調書」と略して呼ぶことにする。
【追記(2010年4月25日)】2008年(平成20年)に、12年ぶりとなる新版の「国道(知事管理)の指定及び県道の認定調書(平成20年4月現在)」が発行されました。

茨城県の地域区分について

茨城県は、行政や文化の上で、大きく5つの地域に区分されています。

茨城県の地域区分

茨城県の市町村一覧(平成18年3月27日現在)
地域名 郡名 市町村名
県北地域 北茨城市高萩市日立市常陸太田市ひたちなか市常陸大宮市那珂市
久慈郡 大子町
那珂郡 東海村
県央地域 水戸市笠間市小美玉市
東茨城郡 大洗町茨城町城里町
県西地域 下妻市結城市古河市坂東市筑西市桜川市常総市
結城郡 八千代町
猿島郡 境町五霞町
県南地域 石岡市つくば市土浦市牛久市龍ヶ崎市取手市守谷市稲敷市かすみがうら市つくばみらい市
稲敷郡 阿見町河内町美浦村
北相馬郡 利根町
鹿行地域 鹿嶋市潮来市神栖市行方市鉾田市

名称としては「鹿行(ろっこう)」が目を引きますね。これは、鹿嶋市を中心とする鹿島地方と、潮来市を中心とする行方(なめがた)地方を合わせた言葉です。