2009年1月〜6月のカバーショット

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写真一覧

(2009年6月1日) Number 163

旧鹿島鉄道・桃浦駅跡の2009年4月現在の状況

2年前の2007年7月の本欄に掲載した、廃線になった鹿島鉄道の桃浦駅跡を再び訪ねました。前回と比べると駅名を掲示した看板は取り外され、駅前広場に建設資材が無造作に置かれて散々な状況ですが、駅舎本体はかろうじて残されておりホッとしました。

なお以前はこの桃浦駅前が県道339号(大和田桃浦停車場線)の終点になっていましたが、この路線は2008年4月17日に廃止になり、駅前に通じる区間を除いた残りの部分が県道360号(大和田羽生線)として同日に認定し直されました。


(2009年5月2日) Number 162

道の駅たまつくりの虹の塔から飾られたこいのぼり
行方市の国道354号沿いにある道の駅たまつくりに併設されている観光施設「霞ケ浦ふれあいランド」では、大型連休に合わせて毎年、高さ60メートルの展望塔「虹の塔」から約200匹のこいのぼりが飾られます。今年は4月25日(土曜日)から5月6日(水曜日)まで12日間の開催。期間中はフリーマーケットやバンド演奏など様々なイベントが実施されるそうです。

(2009年4月1日) Number 161

水戸市中心部の国道50号

水戸市の中心部、国道50号から国道118号が分岐する「中央郵便局前」交差点の歩道橋から見た、夕暮れの国道50号です。

撮影した日は午前中は大雨で、ちょうどWBCの日本—韓国戦があったためか水戸市内の人通りもまばらでしたが、午後からは青空が広がり初夏のような陽気になりました。夕方になってから街を歩いていると夕暮れがかなりいい感じになってきたので、歩道橋へ上がって国道の景色を眺めてみました。


(2009年3月1日) Number 160

霞ケ浦にかかる稲敷大橋

写真の奥に見える長大な橋は、霞ケ浦にかかる稲敷大橋(いなしきおおはし)です。稲敷大橋は広域農道カントリーラインの一部として供用されています。

この地点からは霞ケ浦の湖面が見えませんが、写真の左半分は「妙岐ノ鼻」という霞ケ浦に面した広大な湿地帯になっていて、野生植物や野鳥の宝庫として人々に親しまれています。私が訪れた時もバードウォッチングを楽しむ人の姿が見られました。

ちなみに撮影地点の道(写真の右半分)は、以前は県道206号(新川江戸崎線)だった区間です。現在はバイパス開通により旧道になっています。

【先月のクイズの答え】先月の本欄に載せたトンネルは、全長約11キロ、日本最長の道路トンネルである関越トンネル(関越自動車道、群馬〜新潟県境)でした。撮影地点の地図: MapFan Web


(2009年2月1日) Number 159

あるトンネルを横から見た写真

これは、あるトンネルの入口を横から撮影した写真です。山腹から突き出すコンクリートの塊が大砲のようにも見え、この位置から眺めていると自動車が山の中へ次々と飲み込まれていくような感じがしました。

さてここでクイズです。このトンネルの名前は何でしょう? (茨城県のトンネルではありません。答えは来月の本欄でお伝えします。)


(2009年1月4日) Number 158

石岡市の菖蒲沢薬師古道

昨秋、石岡市の「菖蒲沢薬師古道」を歩いてきました。菖蒲沢薬師古道は筑波山系の中腹に位置する菖蒲沢(しょうぶざわ)地区にあり、石岡市と地元の森林組合が「森林里山再生活用調査事業」の一環として整備し、2006年11月23日に開通した遊歩道です。

地元の公民館からスタートし、森林浴を楽しみながらしばらく山道を歩くと突然視界が開け、「菖蒲沢薬師堂」という古寺へたどり着きます(上の写真の奥に少しだけ見える建物です)。

この菖蒲沢薬師堂は、室町期の作と言われる薬師如来像が安置され、古くから地域の信仰を集めていましたが、山の奥深い場所に位置しており、徒歩でのアクセスも容易でなかったため、一般にはあまり知られていませんでした。そのため如来像本体や建物の老朽化が著しくなり、一時は建物が崩壊する危険もあったそうです。

しかし先ほど述べたように、ここへ通じる「菖蒲沢薬師古道」が2006年に整備され、また翌2007年には、地元の方々などの尽力により建物の修復作業も行われ、菖蒲沢薬師堂はここに見事な復活を遂げたのです。(菖蒲沢薬師堂へ近づいて撮影した写真)

私が訪ねた日は、薬師如来像本体はまだ修復が終わってなくて見られませんでしたが、今年(2009年)夏頃には修復が終わり、一般にお披露目できる予定だそうです。