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勤行川(ごんぎょうがわ、五行川と表記されることもあり)は、栃木県さくら市から真岡市などを通り、茨城県筑西市で小貝川へ合流する全長約65キロの一級河川で、近年はサケが遡上する川としても知られています。この川の堤防には筑西市サイクリングロードが整備されていて、清流を眺めながらサイクリングやウォーキングを楽しむことができます。私もこの道を4キロほど歩いてみましたが、豊かな自然が満喫できるとても爽やかな道でした。
またこのサイクリングロードはもう1つの顔を持っています。この近くの高校出身で、女子20キロ競歩の日本記録を持つ川崎真裕美選手(28)は以前からこの道路を歩いて日々のトレーニングを積み、2004年アテネ五輪の出場権をつかみ取りました。そこでこの道には「五輪への道」という愛称が付けられ、有志により現地に記念碑が建てられました(記念碑の写真)。現在も筑西市を拠点に練習を続ける川崎選手は、今夏の北京五輪でも代表入りがほぼ確実。前回五輪で果たせなかった入賞・メダル獲得の夢へ向け、私も応援したいと思います。