GO SOUTH! — 1991 Summer —
A Journey with Yamaha FZR250.
ときどき
午前6時30分、昨夜セットしておいた自動音声のモーニングコールにより目が覚めた。昨夜のエロビデオのせいで寝不足だった。カーテンを開けたら台風一過の青空が広がっていた。これからの目標は「R19全線踏破」だ。
午前中はほんとに気持ち良く走れて、あっという間に妻籠宿まで来た。ここと馬籠峠、それに木曽駒高原は、2年前の春に友人と旅行しに来た場所をたどって懐かしさにひたる旅であった。妻籠宿は前回快晴だったが今回は曇りの中で町並みを歩いた。馬籠峠で、前回も立ち寄った峠の茶屋に今回も寄った。この茶屋の雰囲気は本当に大好きだ。茶屋で五平もちを食ってたら千葉から来たという家族連れが入ってきてかなり長く話をした。木曽駒高原の、オレたちがが泊まった宿を迷いに迷ってやっと見つけて、前回は雪をかぶった御岳山が壮大だったのだが今回は雲がおおって見られなかった。その場所で30分ほど昼寝をした。
そしてまたR19を北上し、午後4時30分、栄光の塩尻市・高出交差点に帰ってきた。
そしてR19をさらに北上、午後5時30分、輝く松本市・渚一丁目交差点へ到着。
要するに何が言いたいのかと言うと、日本の経済や文化の中心都市は東京かもしれないが、「日本を旅行する」という点では中心都市は松本と塩尻なのである。ツアラーにとって松本・塩尻は日本のかなめなのだ。これはこの2都市に対する私からの最大級の敬意と賛辞である。ここまで来たことによって、オレの旅は事実上終わったのだ。今日は8月31日、8月も今日で終わることだし※(1)。
松本を過ぎ、すっかり暗くなって寝る場所を探す時間になってしまった。R19を外れて県道を行き、篠ノ井線の坂北駅に行ってみたが無人駅でなかった。仕方ないから県道を戻る途中に差切峡という峡谷がありそこに休憩所があったのでそのベンチで寝た。
本日の走行距離: (メモし忘れたので不明)
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