(22) 1991年8月24日 — 佐田岬・宇和島・足摺岬

晴れ


Diary

8月24日の行程図

R378は長浜町までは超nice roadだった。でも長浜からは山道できつかった。

R197も、バイパスが完全に整備されていていい道だった。ずっと半島の中心を尾根づたいに走って、左を見ても右を見ても海が見える。すばらしい景色だった。三崎港のフェリー乗り場のわきを通って、台風さえなけりゃ九州からここに渡ってくるはずだったのだと思い少しくやしかった。

佐田岬の駐車場で服と寝袋をみんな干して(天橋立以来)、そこから徒歩で灯台へ向かった。途中の椿山展望台で、何とあの、11日前に下関の駅で一緒に野宿したカタナ250氏の落書きがしてあった:

1991年8月23日
明治大学2年、熱きバイク野郎です。
GSX‐R250刃で来たぞい!!

オレはもう感動しまくって、左隣に書いてやった:

1991年8月24日
惜しい!! 一日遅れだったか。
彼と一緒に関門海峡を渡った者です。
’88FZR250で来たぞ!!

しっかしいいよねー。ツーリングで知り合った奴と、全然違う場所で落書きという形で再会するなんてさ。これだからツーリングはやめられねーんだよなー。

あとはひたすらR197を戻って、ひたすらR56を下って、宿毛からR321(足摺サニーロード)へ。この道もnice roadだった。海からの黒潮の波がR321の岩壁に打ちつけられて、いかにも四国って感じの荒々しさだった。

土佐清水市内に鹿島公園っていうのを偶然見つけて(午後5時30分)、「ああ大丈夫だ、ここで寝れるな」と思い今日の宿をここに決めてから足摺岬へ。またアベックの女の子と一緒に写真撮ってもらってうれしかった。

土佐清水の街をブラブラしてたら偶然フロ屋があってドラッキーで入った。また長々と入ってた。そして公園のベンチでおやすみしたら雨が降ってきて、大急ぎで屋根つきの所に避難した。

本日の走行距離: 343km。


Photo

[下灘駅の朝]
下灘駅の朝。海が見えるきれいな駅だった。
[R197]
ナイスなR197。愛称は「佐田岬メロディライン」。
[R321]
黒潮打ちつけるR321。同じく「足摺サニーロード」。
[足摺岬]
足摺岬にて。

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